「獄寺が思う通りにするから、言って。なあ、俺とどうなりたいの?」

もう無理だと思っていた。多分、俺の方が、ギリギリで。
解放されたかった。愛とはおよそ呼べない執着から。身体だけの関係から。掴めそうな幸せから。
十代目から受けた、関係のあるマフィア幹部の娘との結婚話は、逃げる口実に丁度良かった。
だけど、山本が許さなかった。距離を離す事も、気持ちを置いて行く事も。






blind







本部から自宅へ帰り、取り敢えず風呂へ向かう。
山本は今日、任務から戻っており、確実に俺の家へ来る。
来たらやる事は、一つだけだ。


身体だけの関係は、あいつがイタリアへ来た時から続いている。彼此、三年目だ。
そもそも十代目から最初の一年だけ心配だからと言われて、山本に部屋を貸したのが間違いだった。
本部での歓迎会の後、自宅へ連れ立って帰り、そのままなし崩しになんて本当に笑えない。
何の為に、高校を卒業した後、一人で先にイタリアへ戻ったのか。勿論、十代目が渡っていらっしゃる前にやる事が、沢山あったからではあるのだが。
その前に、互いに高校からは適度に距離を保っていたはずなのだ。言うなれば友人のように振舞っていた。
いや、分かってはいたのだ。互いに思うところは別にあると。
俺は、これ以上近付くのが怖かったし、山本は、俺と十代目が望む様に、野球に専念している普通の学生を演じてただけだ。

中学二年の時に、今とは異なる十年後へ行き、無事に戻った。
俺は十代目がイタリアへ確実に渡るだろうと予想していた。
優しい十代目の事、あの様な未来が来る事を良しとしないだろう。その為には、どんなに大変な事がこの先待ち受けていようとマフィアへの道を選択なさるだろうと。
それに応える様に、十代目には二十歳まで日本で好きな様にとのお達しがあった。とは言え、リボーンさんが引き続きいらっしゃったので、本当に好きな様には出来なかった様だったが。
俺には、高校までは日本でという話が来た。これは九代目の温情だろう。
そもそもリボーンさんに呼ばれて日本に来たのであって、十代目がイタリアへ来ると決めた時点で日本での俺の必要性は無くなっていたのだから。
山本や笹川兄、雲雀にはよくよく考えてみるように話がいった。日本の一般人がイタリアのマフィアになるのだから、当然の配慮ではあった。

山本にしてみれば、マフィアの道を選ばないという選択は、十代目と同じように無かったのだろう。
あんな未来にしないという事もあるだろうが、マフィアになるであろう十代目を助けるという想いの方が強かっただろう。
そして、一度剣の道を知ってしまった以上、野球には戻れなかったと言うのが、一番だったと思うのだ。
元々、山本はよく言えば博愛主義だったが、興味が有るものと無いものの差があまりにも大き過ぎた。
剣や十代目などマフィアの事しか興味が無くなっていた山本にとって、野球や学生生活など取るに足らないものでしかなかった。
しかし、そこに戻れと言われた様な気になったのだろう。自分を説得して、普通の学生に戻ったかの様に、当時の俺には見えた。

中学時代、俺はどうしようもなく山本に惹かれていた。
これは、十代目が笹川妹に寄せる様な可愛らしい恋ではなく、十代目のお母様や、山本の親父さんが向ける子供への愛とも違うもので。
ただ、それを自分のモノにしたいという、独占欲が主に占めていた。
十年後の世界で、γに初めて会った時に、山本と協力し合ってから気になり出した。吊り橋効果みたいなものから始まったのだと、思う。
目を奪われる颯爽とした足捌き、それに付随する煌めく白刃。
俺が目で追っていただけの状況は、すぐに変化した。
身体に纏わり付き、絡め捕る視線を感じるようになった。
山本が俺の何処に執着しているかは、未だに分からないが、互いに確かに身を焼き尽くす程の激情が存在した。
そんな事を感じている内に、現代へ帰って来た。そして、山本から感じた視線や感情は綺麗に無くなった。
俺に向けていた感情はそんな刹那で終わらせる事が出来る代物じゃないだろうと、山本に怒りさえ覚えた。
そして、あれだけの力を持つ奴が普通の学生生活を送っているのが耐えられなかった。

中学の卒業を間近に迎えたある日、山本が俺の家へ来た。
その頃、勉強を教える代わりに、夕食を共にしていた。普通の友人の様に。俺は相変わらず、山本に惹かれていたが、山本は友達としか俺を見ていないようだった。
夕食は、山本の家でだったり、俺の家でだったり、親父さんの握った寿司だったり、山本の手料理だったり、俺の家にあるレトルトだったり、まちまちだったが、取り敢えずその日は俺の家だった。
卒業間近だから、勉強もする必要はなくて。ただ習慣的に夕食を共にしていた。
今流行りのテレビ番組だとか、春から行く高校の事だとか、卒業式の練習中の失敗だとかそんな話をしていたはずだ。
夕食も終わり、そろそろ帰る時間になって、山本が話があると言い出した。

「何だよ、改まって話なんか」
詰まんない事だったら、追い出すぞと小突く真似をしながら、軽口を叩き山本に話を促した。
「あのさ、俺、彼女出来たんだ。ほら、やっぱ高校生になる前に、付き合っておかないとさ、高校行って、格好つかねーじゃん」
山本は少し声を上擦らせながら、俺に話しだした。
「でさ、その彼女がさ、セックスしよって、誘ってくるんだ。やっぱ、女の子の方が進んでるっていうかさ。いや、俺も興味あるけど。あのさ、獄寺だから言うけど、俺まだした事なくて」
山本が少し顔を赤らめつつ話すことは、普通の中学生の友達同士なら、からかったり親身になったりする様な話だった。だけど、俺にとっては青天の霹靂のようなものだった。
呆然としている俺になど構う様子も無く、どうしたらいいか困ってるだの、獄寺だったら経験ありそうでだの山本は続けた。
お前は十年後の世界で俺にあんな感情を向けておきながら、それを忘れた様に過ごして来て、かつそこら辺の普通の女を抱くと言うのか。
今までも感じていた怒りが合わさって、自分を抑えられなかった。
「へぇ、じゃあ、練習させてやろうか。男同士だったら、ノーカンだろ」
俺は、出来る限り妖艶に見えるように、口角を吊り上げて、山本に告げた。
「お前が言うように俺、経験あるし、男相手だってしたことあるぜ。どうする?」
小首を傾げて、ちょっと上目遣いで誘って、堕ちない男は居なかった。だから、免疫が無いだろう山本を堕とす事など造作も無かった。
山本が、俺達の間にあったローテーブルを押し退けて、俺を床に押し倒した。

山本に抱かれながら、俺は気付いた。山本に彼女なんか居ないって事に。
山本の俺を見る熱で潤んだ目や、名を呼ぶ掠れた声が、十年後の世界で向けていた感情と一緒だったから。
だったら何故、今までそんな片鱗すら見せなかったのか。彼女が出来たと嘘を吐く必要があったのか。考えるべき疑問は色々在った。
だけどその時は、そんな事に気をやる余裕なんて無くて、ただ山本と通じ合っていた事が嬉しかった。
こんな俺でも幸せになれるのだと思えた。

事が済んで、山本は俺の身体を心配していたが、俺は慣れているから平気だと言って、家へ帰らせた。
抱かれてる間は考えられなかった疑問に気付いてしまったからだ。
山本と通じ合ったと思ったけれど、それはどうやって証明出来るのだろうか?
山本が今まで十年後の世界での事を忘れたかの様に過ごしていたのは、俺と違って、その程度の事だったからではないのか?
山本が俺に向ける想いと、俺が山本に向ける想いが同じだと言えるのか。
同じだと思っていたのは、俺の勘違いにしか過ぎないのではないか?
彼女の事を嘘だと思ったけれど、本当に?それは、実際に山本にしか分からないではないか。
一回考え始めたら、どうしようもなかった。
それに加えて、母さんの事もあって、俺には幸せなど訪れるはずが無いと言う事も思い出した。
それにもかかわらず、十代目に出会えた。十代目に出会えただけで、もう幸運は使い果たしているに決まっている。
だったら、山本とは上手く行く道理は無いのだ。上手く行ったならば、ツケは誰が払う羽目になる?母さんと同じならば、それは山本が払うのではないか?
そんな事は、許せなかった。例え、山本と俺が通じ合っていると、山本が俺と同じように想っていると証明できても、母さんの二の舞にはさせる訳にはいかない。
俺の中は、ぐちゃぐちゃだった。山本の気持ちの在処が分からない事と、通じ合っても俺が山本を不幸にしてしまうだろうという事だけが、頭の中をぐるぐるしていてどうしようもなかった。

本当にどうしようもない事で頭を使っていたのだと今では思えるのだけれど。他人の事などどうしたって分からないに決まっているし、幸不幸など俺如きで生じるものではないのだから。

そして、俺は結論を下す。山本の事は諦めると。
山本は俺が居なくても変わらずに過ごすだろうし、居ない方がより幸せになれるだろう。
寧ろ、イタリアにすら来ない方が良いのではないだろうか?十代目は、未だに山本や笹川兄、雲雀が守護者となることを良しとしていない。
だから、俺は十代目と同じように山本には野球に専念して普通の学生に戻る事を望んだ。
しかし、山本が十代目を助けない事など考えられなかった。
正直に言えば、俺は逃げたのだ。
山本が十代目にイタリアへ行く事を言うまでは、十代目を隠れ蓑に、自分は十代目と同じように望んでいると示そうと。

次の日から、山本は俺と今までの友人の様な関係とは異なる雰囲気で過ごせると思っていたのだろう。
俺の今までと変わらない様子に最初は戸惑っていたが、それが、卒業式を迎えて春休みになっても、高校生になっても変わらない事に気付くと、俺と十代目が望むように、野球に専念しだした。
そして高校の間、山本と俺は友人として過ごした。俺が望むように。
だけど、俺は相変わらず山本に惹かれていたし、それは山本も同じだった。そして、互いにそれを理解していた。だから、友人とは名ばかりだという自覚は互いにあった。
勿論それから、肌を合わせたことは無いし、山本は本当に彼女が居た。シャマルの様に、ころころ変わっていたが確かに彼女は居たのだ。
逆に言えば、山本に彼女が居たからこそ、友人の様に過ごせたのだと思う。山本に彼女が居る=俺達は恋人では無いと言う簡単な式によって。
だから、実際は高校時代が、山本と一番甘く過ごしていたと思う。

結局、山本は高校を卒業する前に、十代目にイタリアへ行く事を言わなかった。
あれで色々、策略を張り巡らせる奴だから、とんでもない方法でイタリアへ来る気なのだろう。
十代目も薄々勘付いてはいらっしゃるようだが、山本が来ない事が最後の砦の様なものなのだろう。笹川兄と雲雀はもうこちら側の人間になってしまったから。
高校を卒業して、俺だけ一足先にイタリアへ戻った。まだ、母さんのことが頭から離れずに残っていたので、もう終わりにしなければいけないと思った。
離れれば、もう諦める事が出来ると思ったし、飽きるかもしれないと思った。山本が諦めるか飽きれば良いとも思った。

けれど、会わなかった三年間で互いに静まる想いではなかった。
そもそも惹かれたとは言え、それが愛だとは中学の頃から、思ってはいなかった。互いに言える事だが、それが会わない間に独占欲から執着へ変質してしまったように思える。
身体だけの関係は、抱かれる度に山本から溢れ出す感情に呑まれそうになるから嫌だ。俺もだと叫びたくなる。俺もお前が欲しいのだと。
そして山本の溢れ出す感情が確かならば、俺が正直に気持ちを吐露すれば、幸せが掴める事は目に見えているのだ。
幸せになりたいけれど、なれない。未だに怖いのだ。


シャワーを浴びながら、今までの事を思い浮かべていた。
何時だって、俺は逃げてばかりで、十代目に従うように振る舞い、山本に甘えて、やり過ごしてきた。
今回も結局、同じだ。十代目から結婚の話を頂いた時から、その話を受けようと決めていた。後は、それを山本に認めさせるだけだ。
それで、中学から続いた山本との関係もお仕舞い。それで良い。
改めて決心し、風呂から上がる。
バスローブを着、髪をタオルで適当に拭きながら、水を飲もうと、ダイニングへ向かおうとしたが、風呂場のドアを開けると、灯りも点けずに廊下に山本が佇んでいた。
まだ、山本が家に来るまで時間があると思っていた俺は、内心焦りつつ、平常心を装って声をかけようとした。
が、突然どんっと背中を壁に打ち、咽る。山本が俺を壁に押し付けたのだった。
何、灯りも点けずに居るんだよとか、帰りが早かったなとか、気配を消して立つなとか、言おうとした台詞は沢山用意してあった。
そして、そんな俺を嘲笑うかのように、山本は自分の身体と壁に伸ばした両腕の中で俺を囲い、にこりと笑って俺に要求を突きつけた。
「獄寺が思う通りにするから、言って。なあ、俺とどうなりたいの?」
俺は言葉に詰まった。急に何を言うんだと思った。そして、今から結婚の話をしようと考えていた俺は、山本の顔をこれ以上、まともに見る勇気が無く、下を向き、自分の足先を睨む。
「獄寺さ、ツナから結婚の話、来てるんだってな。で、それを受ける気だってのも聞いた。なあ、まだ逃げるの?俺、いつまで待てば良い?」
山本の声がしゃべる間に段々と震える声になっていった。それに気付き、恐る恐る顔を上げると、最初の顔とは違い、もう笑ってはいなかった。
いや、口元は笑みを模っていたが、今にも涙が零れそうな程に、目に水の膜が張られていた。
山本が涙を見せるなどそうは無い事で、思わず手を伸ばし、目尻を人差し指で押さえた。それが契機となったのか、本格的に頬に涙が伝ってきた。
止めようと思い、人差し指の代わりに今度は親指で目尻を拭うが、音も無く、涙が溢れるばかりだった。ここまで山本を追い詰める気はなかった。胸が痛い。
俺は山本の頭を自分の胸元に両手でそっと掴み寄せた。山本が大人しく従い、壁についていた両手を俺の背中に回し、バスローブをきつく掴んだ。
山本の黒い頭を見つめながら、胸元が濡れていくのが分かった。

少しして、山本は涙が止まったのか、俺の胸元から頭を退かし、バスローブを掴んでいた手も放してしまった。
俺はまだ山本の顔を見る勇気がなく、また足下を睨んでしまう。だから、山本がどんな顔をしているか分からなかった。
俺達はそのままどちらも声をかけることもなく、ただ立ち尽くしていた。
俺が悪い事は分かっている。山本の言う通り今まで逃げて、その結果がこうだ。
だが、俺は十代目からの結婚の話を受けると決めている。今、山本に話しかけたら、自分が揺らぐのは解り切っていた。いや、こんな事を思う時点でもう、揺らいでいる。
どの位時間が経ったのだろうか。山本がぽつりと呟いた。
「もう良いよ、獄寺。最後まで困らせて、ゴメンな」
そして下を向いたままの俺の頭をぽんっと大きな手の平で軽く触れると、玄関の方へ足を向けた。
このまま行かせたら、山本は俺が望んだ通りに、別れてくれるだろう。だけど、もう駄目だと思った。俺が耐えられない。
全てが決壊する。今まで怖くて、逃げ続けてきたけれど、俺だって本当は、山本と幸せになりたかった。
玄関で靴を履こうとしている山本の背中に縋る。ぴくりと山本は動きを止めた。
何を言えば良いのだろう。こんな時に、俺のでかいだけの頭は回らない。息を吸おうとするが、上手く出来ず、喉がひゅうひゅうと音を立てるだけだ。
突然、山本が向きを変えたかと思うと、俺を腕で抱き締めた。俺は、びっくりして山本を見上げるが、山本の顔が滲んでいて上手く見えない。
すると、山本が顔を寄せて来た。何をするのかと黙って眺めていると、唇を俺の左目にそっと押し付け、ちゅっと軽く音を立てて離れて行った。右目にも同じ事をされる。
はぁと溜め息を吐きながら、山本は俺の肩に頭を乗せた。
「あー、うん、分かった。俺の負けで良いわ。獄寺の涙に、敵わないって。降参」
くすりと笑いながら、山本は顔を上げて言った。ぼうっとしたままの俺に、山本は続ける。
「なあ、獄寺。俺が今日、最初に言った通りだよ。お前が思う通りに俺はなるよ。今までと変わらずに、な。でもそれは、お前が本心から思ってる事だけに限定 したいんだ。さっきの答えは、お前の涙だと解釈するけど、間違ってないか心配なんだよな。ほら、俺って野球馬鹿だろ?」
何処が山本の負けなんだと思う。どうしたって俺から本心を聞く気で、こいつは負ける勝負は絶対にしない。
と言うか、負けるとは思っていないのだ。顔を見れば分かる。相変わらずの野球馬鹿の面だ。
俺が言った事に対して責任を持つことなんか計算の内なのだ。だから、口を割らせようとする。
そして、俺が今から言う事で縛られるのは、お前じゃなくて、俺だ。
分かったよ、俺の負けだ。最初から逃げてばかりの俺に、勝ち目など元より無かったのだろう。
山本の相変わらず下手なネクタイを引っ張り、山本の耳を俺の口元に寄せる。
「一度しか言わねぇから、耳ん中、かっぽじってよく聞けよ」
俺は一呼吸おき、声を落とした。
「お前が死ぬ瞬間まで、俺だけ見ていろ」
音が耳に入るや否や、山本は俺をぎゅっと抱き締め、一言答えた。
「了解」







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り んこさんの言葉を真に受けて、調子をこいて素人が文章を書いて、あろうことか送りつけてみました。初文なので、書きたい事が散漫していて、目も当てられま せんが、私の山獄への偏愛はこもっています。24山獄は、にこって笑って獄寺の全てを手の上に乗せていたい黒山とそんな山本を分かってて黙ってだまされた 振りをする獄が私のイメージです。そしてこんな拙い文を載せて頂けるなんて、りんこさんは懐が深いです。多大なる感謝をv

カツキ





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黒山&黒ツナ同士(笑)のカツキ様からいただきました!
カ ツキ様にはイベントでお声をかけていただき、おいしいお菓子の差し入れもいただき、本へのご丁寧な感想までいただいてしまって……そうして甘やかされたり んこが図々しくも「小説書いてくださいよー」とお願いしたところ、こんなに素敵な小説を書いて下さいました。自分GJ、そしてカツキ様はオアシス。


カツキ様の24山獄イメージに「そうそう!!」と力強く頷きすぎて首が痛いです。いぎぎ。
理想の24山獄がここにいた!やっと巡り合えた!!って感じです。


本当に、素敵な小説をありがとうございました!
密かに続編をお待ちしております、と呟いてみる。



2010.6.6